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Airboat.jp


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ご挨拶
エアボートを、救助用として、レジャー用として、広く日本で普及させたい
エアボートというと、耳慣れない方が多いと思いますが、簡単にご説明すると、底が平坦で、飛行機と同様のプロペラと航空機や自動車のエンジンによって前進する船です。
アメリカにおいてのエアボートは、消防、警察、沿岸警備などで導入されているほか、ホームビルドで楽しんでいる人たちがいるくらい、大変ポピュラーな乗り物なのですが、日本ではホバークラフトと混同する人も多く、殆ど知られていないのが現状です。
また、海外でのエアボートは、レジャーや水上作業はもとより、スクリュー船では到底行けない所(浅い水路や河川、池、湿地や沼地から結氷面、漂流物が浮いた場所など)で、救助艇として大活躍しています。記録的なニューオリンズの大水害では、全米から3500台のエアボートがボランティアで集まり、水没した街中を走り廻り多くの市民を救助しました。タイの大洪水でも、軍のエアボートが大活躍したのが記憶に新しいです。
そして、日本では、あの東日本大震災が起こりました。
私の生まれ故郷南三陸は、あの日大津波にのまれ壊滅的な被害を受け、私から多くの友人と故郷の美しい景色を奪いました。東京で目にしたニュース映像は、津波にのまれた市街地で救助ボートが瓦礫に阻まれて進めない光景でした。「もし、あの時エアボートがあったなら。」これが大きなきっかけとなり、2011年弊社でエアボート製作が始まりました。
エアボートは、たとえ瓦礫の浮いた水上でも航行が可能で、水害時は大変有効性の高い救助艇となります。それを実証したのが、2015年9月、鬼怒川が決壊し水没した常総市での救助活動でした。地元消防署の応援要請の元、弊社のエアボートにより浸水した住宅地で救助活動を行いましたが、約8時間で、1艇で46人を救助したのです。実は、実証となる国内事例は過去にもあり、昭和28年に起きた西日本大水害では、筑後川流域内で米軍のエアボートが救助を行っていました。
「エアボートは水害時に有効」ということがわかっているにも関わらず、日本では普及はおろか殆ど知られておらず、ならば、自分がパイオニアとして救助用エアボートを製造し、日本国内に広め未来に残す。これがフレッシュエアーのミッションだと強く感じています。

代表取締役 佐々木 甲 (写真提供:産経フォト)
What' s Airboat?
エアボートの特徴
エアボートは、水中に操作部が一切ない底がフラットな船です。浅瀬や水路、浮遊物がある水面、濁流や湿地帯、また、多少の陸上でも走行が可能です。その特性を生かし、アメリカでは洪水など水害時の理想的な救助艇としてもポピュラーで、日本でも徐々にその必要性が認められつつあります。

船底
船底は真平で典型的な滑走艇
エンジン
水中にスクリューはない
プロペラ
空中で回転させたプロペラで得る推進力で進む
ラダー
プロペラ後部のラダーで方向転換する
Process
受注からレクチャーまで
Schedule
⒈ 受注契約
用途や乗船人数、予算など細かいお打ち合せを重ね、受注契約を交わします。
⒉ 設計・発注
ご要望をもとに船体を設計し、フロリダ提携先メーカーへ図面指示。エアボート専用のエンジンやパーツ選定を行います。
⒊ 製造・テスト
設計発注した船体パーツが届き次第、溶接・加工・組立・塗色、諸テストなどを行いながら製造していきます。製造期間は契約申込金を入金後、標準で半年が目安です。
⒋ 完成
不沈仕様などフレッシュエアのオリジナル仕様を施したエアボートとなります。
⒌ 船舶検査
エアボートは船舶検査は必須です。細かい基準をクリアする為細心の注意が払われます。
⒍ 納艇
発注先へ納艇後、進水式などが行われます。
⒎ 操舵教習
エアボートは他の小型船舶とは違う操舵技術が必要なため、納品時はインストラクター資格を保有するオーナーによる操舵教習を行います。