東日本大震災から12年を迎えた2023年3月11日、TBSのNスタ特別番組でフレッシュエアー代表の佐々木を取り上げていただきました。
今年は関東大震災から100年を迎える年でもあり、防災や減災について考えるこの番組に取り上げて頂いたことや多くの方々にご視聴頂きましたことをこの場を借りてお礼申し上げます。
テーマソングはGReeeeN『蕾‐ Orchestra ver.-』です。
そして、フレッシュエアー代表の佐々木が紹介されたシーンはこちらです。
あの日、津波で流されて命からがら必死に泳いで屋根にたどり着いた方々がいらっしゃるそうです。ずぶ濡れの中、雪が舞う日でした。翌朝、屋根に辿り着き助けを求めていた方々の殆どは凍死により命を失ってしまったという話を聞きました。
何年も後になって聞いた時、どんな不安で怖い時間を過ごしたのだろうかと想像すると、胸が締め付けられる悔しい思いが湧き上がりました。あのような大災害の中、瓦礫が浮いた水面を走れる船はありませんでした。もしそのときエアボートが在ったなら、やっとの思いで屋根に上がった人たちを助けることができたのではないかと思うと残念でなりません。
地震や津波は自然災害ですが、災害から避難できた人を助けに行けず亡くなられたことは自然災害とは別の類の災害といえるのかもしれません。線状降水帯が頻発し越水による浸水も珍しくないいま、適材適所の資機材を備えることが国や自治体にとってどれだけ大事かということだと思います。
震災から12年経って未だにエアボートは普及していません。どのような災害時にエアボートが有用なのかさえも、理解してもらえてないと思います。資金や人材に乏しい極小会社ができることには限りがありますが、賛同する仲間を増やしながら、エアボートの普及に力を注いで参りたいと思います。
この番組を通して、防災に関する意識の高まりと、エアボートが認知されたと感じています。ありがとうございました。