11月12日(火)放送「ガイアの夜明け」 沢山の方々にご視聴いただきましてありがとうございました。
まだまだ認知度が低いエアボートですが、この放送をきっかけに、「水害時の救助はエアボート」という声が高まってくれることを願っています。その先には、「水害の救助ならエアボートを使うのは当たり前」の世の中になってくれたらと思います。
エアボートの音は、船上のプロペラを回し風の力で進むため、かなりうるさいのですが、救助のときは「レスキューサウンド」として、要救助者にとっては、希望の音になるのだと、今回の救助でも感じました。
2017年9月に鬼怒川が決壊し、常総市の水害エリアで救助活動を行った際も、エアボートの音は希望の音でした。 ある高齢の女性を救助した際に、「音がうるさくてごめんね」と言ったら「何言ってるの、いい音じゃないの」との言葉が返ってきたからです。 いつも、エアボートは音がうるさいと言われ続けてきただけに感動でウルっときたのを覚えています。
今回も、エアボート1艇に1人のパイロット、サポーター1人、合計2人乗り込み活動を行いました。 これまでの活動経験から、抜群な機動力のお陰で、要救助者まで辿り着く時間と労力は、既存の船とは比べ物にならないと実感しています。1艇にかかる人員もゴムボートにかかる人員の半分以下で十分可能だと感じます。結果的には、救助にかかる様々な経費も低減可能ではないかと思っています。 エアボートの価格そのものに着目するのではなく、隊員の安全性、疲労度、敏速な救助ができるなど、総合的な効果を考慮してご購入を検討いただければ嬉しいです。
放送中、Webサイトへのアクセス数が一時的に多くなり、サバーがダウンしてしまいましたが、すぐに復旧いたしました。 ご訪問いただいた際に、見ることができなかった皆様には大変申し訳ございませんでした。
今回、「ガイアの夜明け」で放送していただいたのは2回目ですが、大規模な水害が毎年発生していることもあり、かなりのアクセ数になったようです。テレビの影響って大きいのですね。